オーストラリア移住を、他の国々とも比較して、メリット&デメリットを検証。

ブリスベーン

Phouse

 

ブリスベーンは、クイーンズランドの州都でオーストラリア第三の都市。
人口はシドニーやメルボルンの半分の約220万人ですが、
三番目の都市であり、オーストラリアの人口が両都市に集中している事がよく分かります。

 

人口規模で言えば、日本の第4番目の都市である名古屋市と同じくらいの都会と言えます。

 

亜熱帯気候に属し、年間を通じて温暖ですが、夏は日差しが強いので、
紫外線に注意しましょう。

 

シドニーやメルボルン程の都会ではありませんが、中規模都市の魅力が有ります。

治安が良い

住居費や生活費が安い

中心部でも混雑していない

市中心部ブリスベーン川をフェリーで移動出来る

 

ブリスベーンには、日本食レストランやアジア系食材を扱うスーパーは沢山有ります。
子供用の日本人学校はありませんが、日本語補習校で国語、算数等の基礎科目を
日本語で学ぶ事は出来ます。

 

ブリスベーンから車で1時間の距離には美しいビーチが広がっています。
北にはサンシャインコースト、南にはゴールドコーストが有ります。

 

又、ブリスベーンの週末のアクティビティーはビーチばかりでなく、ゴールドコーストまで行けば、
ドリームワールド(Dream World)、シーワールド(Sea World)、ムービーワールド(Movie World)
等のテーマパークで楽しむ事も出来ます。

 

ムービーワールド(Movie World)は、
ワーナー・ブラザースやウォルト・ディズニーをはじめとする映画製作会社と提携しており、
裏手には映画撮影スタジオがあるのでハリウッド大作映画もよく撮影されます。

 

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又、イメージからすると、ブリスベーンはリゾート観光都市の様に思われていますが、
情報技術・科学・教育・資源・製造・物流・航空など幅広い産業に支えられています。
大企業や外資系企業の支店も多く、多様な仕事の求人も有ります。

 

ブリスベーン市は、2031年までを目途として3つの目標を掲げています。
1、150万人の雇用
2、 2170億ドルの経済
3、1人当たりの収入75,000ドル

パース

Phouse

 

パースは西オーストラリア州最大の都市ですが、他の大都市と距離的に
離れている為に、「世界一孤立した都市」とも言われます。

 

パースの人口は約200万人ですので、日本で言えば第5位の札幌市ぐらいの
規模の地方都市です。

 

シドニーやメルボルンと比べれば、日本人はそれほど多くは有りませんが、
20件を超える日本食レストランや日本語情報センター等もあります。

 

日本の教育内容に沿った日本人学校は、このパースとシドニーとメルボルンの3校のみです。

 

日本人の医師はいませんが、日本語医療センターには通訳や日本人看護師
がいます。

 

日本人オーナーのヘアサロンや日本人鍼灸師や整体師等のサービスを受ける事も
出来ます。

 

無料で配布されている日本語雑誌「月刊まっくす」など、
いくつか無料日本語雑誌をパースの街で手に入れる事が出来ます。

 

街の中心に東西にのびるモールがあり、ヘイストリートモール(Hay Street)と
マレーストリートモール(Murray Street)というショッピング街です。
このモール沿いに多くのお店が建ち並びますが、2つのモールを結ぶようにいくつかの
アーケードもあり、お買い物はこの場所に来れば大概の物は手に入れる事が出来ます。

 

パースの特徴は、その美しい自然。
海へと続くスワン川には世界的にも有名な黒鳥が住んでいます。
夕暮れ時にキングスパークから眺めるシティーとスワン川の夜景は絶景です。
ビーチへも車で30分、人が居ない様な静かなビーチが無数にあります。

 

郊外のビーチはインド洋に面しており、真っ白な砂浜と真っ青な海の美しさには、
心が洗われる様な感動を覚えるでしょう。

 

郊外には動物の自然な姿が見られる「カバシャム・ワイルドライフパーク」もあります。
近郊にはマリンパークも多く、ロットネスト島の難破船探検コースでは、
海岸沿いに沈む14隻の難破船を見る事が出来ます。

 

電車やフェリーで30分〜1時間の隣町フリーマントルは漁港で栄えている港町で、
週末のフリーマントルマーケットには新鮮な魚や野菜が並びます。

 

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ちなみに、日本人がオーストラリア人に「パース」というと全く通じません。
PerthにはRとTHという日本人が最も苦手な発音が二つも入っているからです。
RとTHを強調すると良いでしょう。

 

移住者にとって、永住ビザを取得を有利にする為に最も選ばれる地方都市が
パースです。

 

シドニー、メルボルン、ブリスベーン、キャンベラは過疎対策のビザSubclass 187の
RSMS(Regional Sponsored Migration Scheme)の指定地域から外されて
いますので、ある程度の規模の都市であるパースやアデレードが永住ビザ取得目的で
移住先として人気があるのです。

 

又、パース近郊には安くて良いゴルフ場が沢山ありますので、ゴルフ好きの人には
住みやすい都市かもしれません。

 

パブリックコースは平日ならほとんど予約は要らず、アポなしで行っても問題なくプレー出来ます。
グリーンフィーは30ドル前後、電動カートは1台50ドル程度の追加料金です。

 

ウエンブリーゴルフコースの様に、打ちっぱなしやミニコース、そしてレストランや子供の遊び場
まで備えている所もあり、家族で遊びに行くこともできます。

 

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