オーストラリア移住を、他の国々とも比較して、メリット&デメリットを検証。

シドニーの特徴

オーストラリアへの移住先として、最も人気の高いのは最大の都市であり、
ニューサウスウェールズ州の州都であるシドニーとその周辺のエリアです。

 

夏の平均最高気温は25〜26℃、冬でも平均最低気温は8℃と、四季がありますが、
一年を通して温暖で過ごしやすい気候です。

 

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シドニーは世界で最も住みやすい都市のトップ10に常に入っています。
例えば、英国エコノミスト誌の2016年のランキングでは、世界第7位の住みやすい都市です。

 

世界1位は同じくオーストラリアのメルボルンです。

 

シドニーの魅力は、何といっても近代的な都市部とビーチ等の自然のバランスにあります。

 

中心部から車で30分の距離に、ManlyやBondiやCoogee Beach等の水がキレイで
白い砂浜のビーチが沢山あり、更に30分くらいの距離に人がほとんどいない様な
ビーチも沢山あります。

 

世界遺産にも指定された太古の森が残るブルーマウンテンズ国立公園もシドニーの
近郊にあります。

 

ハーバーやビーチに面した大都会という点がメルボルンとは違った魅力です。
又、ビーチがセールスポイントのブリスベーンよりは都会であり、
ショッピングやアクティビティーという部分で、シドニーはよりバランスが良いのです。

 

朝夕にシドニー湾の各船着場からシティーまで、フェリーでシドニー湾を眺めながら
通勤するという贅沢なライフスタイルははシドニー市民ならではの特権と言えます。

 

逆に都会である分、通勤ラッシュやシティーの人込みの多さや治安というデメリットもあります。

 

シドニーには、約2万5千人の日本人が在住しており、日本人在住者の多さでは
ロスや北京に継ぐ、日本人のコミュニティーがありますので、
日本人学校や日本語学校もありますので、子供の教育には便利です。

 

日本食のスーパーマーケットや日本食レストランやラーメン屋、
紀伊国屋書店等の日本書を扱う書店等もあり、日本人にとっては便利な海外都市です。

 

又、日本人のドクターや歯科医やセラピスト等の医療関連施設や日本人の弁護士や税理士等の
法務会計サービスや日本人の不動産屋さんや美容師さんといったサービスも充実しています。
これはメルボルン等も同じですが、やはりシドニーが一番充実しています。

 

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逆に、英語力向上目的や豪州ならではの生活文化を楽しみたい方は、
シドニーやメルボルンは避けて、もっと日本人の少ない地方都市に移住した方が良いでしょう。

 

 

イベントなども多くあり、大晦日の花火イベントのNew year Fireworksは、
世界的にも有名です。

 

シドニーは全般的には治安は良いのですが、海外都市によくある特徴と同じく、
地域や時間帯によって、危険なエリアも有ります。

 

ヴェトナミーズタウンとして発展してきたCabramattaや北西部郊外のWestern Suburbは、
治安が良くありませんが、繁華街のKingscross周辺も麻薬の取引等が行われており
治安が良くないエリアです。

 

オーストラリアは銃が規制されていますので、米国の様な銃を使った凶悪犯罪は
多くはありませんが、空き巣や車上荒らし等の泥棒が多い傾向が有ります。

 

警察に通報してもすぐには来てくれませんので、普段からの防犯対策が必要です。
又、人が多い場所で、バッグなどをテーブルに置いたまま席を立たない様にしましょう。

 

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