オーストラリア移住を、他の国々とも比較して、メリット&デメリットを検証。

メルボルンの特徴

シドニーとメルボルンは歴史的に常に東京と大阪の様なライバル関係にあり、
首都のキャンベラの位置も、両都市の中間に建設されたくらいです。

 

人口も約400万人で、シドニーとほぼ同じ規模ですが、
規模としては日本の大阪の2倍弱の人口となっており、
更に成長する事が見込まれています。

 

メルボルンは他の豪州の都市と比べて、「歴史と文化の都市」と言われ、
オーストラリアに居ながらにしてヨーロッパの伝統文化の雰囲気を
楽しみたい人には向いていると言えるでしょう。

 

街の中には馬車やトラムという路面電車が走っており、どこか懐かしいレトロな
街の雰囲気はモダンな建物が多いシドニーのシティーとは少し違います。

 

美しいヨーロッパ風の庭園が多い事から「ガーデンシティ」と呼ばれる事もあります。

 

Phouse

 

スポーツにおいては、全豪オープンテニス、F1レース、競馬のメルボルンカップの開催地です。
観光では、ペンギンが夕方に巣に戻る様子が見られるペンギンパレード、
郊外の海沿いには幻想的なグレートオーシャンロードが有ります。

 

芸術のイベントも盛んな街で、無料で観れる展示や、街にある建物が
プロジェクトマッピングされるイベントもあり、例えばフリンダースストリート駅全体が
デコレーションされたりします。

 

ボタニックガーデンで夏に行なわれる、「Myer Free Concerts」や、
野外映画となる「Moonlight Cinema」等のイベントも人気が有ります。

 

夏にはシティ全域を1日中歩行者天国街にしての、アートフェスティバル”WhiteNight”も
開催されます。

 

アート系のマーケットも多く、沢山のクリエイターが様々な作品を披露しています。
ストリートパフォーマーも多く、町のいたるところで、常に誰かがパフォーマンスを
しています。

 

又、イタリア系やベルギー系の移民により、カフェ文化が根付いており、
おしゃれでおいしいカフェが街の至る所にあります。

 

Phouse

 

メルボルンは、オーストラリアのカフェの発祥の地とも言われ、
そのカフェ文化ゆえにスターバックスもオーストラリアから撤退してしまったぐらいです。

 

又、メルボルンは英国エコノミスト誌が選ぶ「世界で最も住みやすい都市」のランキングで
6年連続一位を獲得しています。(2011〜2016年)

 

医療や教育面で高い評価を受けており、24時間体制の緊急医療施設や
日本語が通じる医療施設も数多くあります。

 

シドニーの様に日本人学校や日本語補習校もあり、子供連れで移住する場合でも
日本語の継続教育を受けさせる事が出来る環境があります。

 

一方で、他の海外の大都市の様に場所や時間帯によって、治安が悪い地域が
ありますので、注意が必要です。

 

メルボルンの西側及び北側エリアでは比較的事件の発生が多く
サウスメルボルン、フィッツクレイ、フィッツロイなどが治安が良くないエリアです。

 

チャペル・ストリート、セントキルダ、ライゴン・ストリートなどの繁華街も夜遅い
時間帯になると雰囲気が悪くなります。

 

シティのゲームセンターでは薬物の売買が行われていることがあり、
麻薬購入の資金の為のひったくり等の犯罪も起こりやすくなっていますので、
注意が必要です。

 

Phouse


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